
「最近、飛距離が伸びない」「ドライバーが曲がる」「疲れやすい」
そんな悩みを抱えていませんか?
実はその原因、シャフト選びにあるかもしれません。
ゴルフクラブの性能はヘッドが8割と思われがちですが、実際にはシャフトがゴルフの質を大きく左右するカギなのです。
本記事では、シャフトの役割と重要性をわかりやすく解説し、さらに若い男性、シニア、女性ゴルファーそれぞれに合った選び方も紹介します。
最後まで読めば、自分に合ったシャフトが明確になり、スコアアップへの近道が見えてきます!
1.シャフトはクラブの心臓部
スイングの力をボールに伝える橋渡し役
シャフトは、スイングで生み出したエネルギーをクラブヘッドに伝えるパーツです。
この伝達がスムーズにいかないと、飛距離も方向性も安定しません。
シャフトの状態 | 結果 |
---|---|
硬すぎる | しならずに棒のよう → 飛距離不足、力みやすい |
柔らかすぎる | ヘッドが暴れてタイミングが合わない → 曲がる、スライスが出やすい |
つまり、シャフトはただの棒ではなく、自分のスイングを反映するパーツなのです。
2.シャフトがゴルフに与える4つの影響
① 飛距離アップ
飛距離を伸ばすには、しなりとしなり戻りがポイントです。
適切なシャフトならインパクト時にヘッドスピードが最大化され、エネルギーを無駄なくボールへ伝えられます。
状況 | 飛距離への影響 |
---|---|
硬すぎる | しならずにパワーロス |
柔らかすぎる | しなり戻りが合わずパワーロス |
② 方向性の安定
スコアを崩す最大の原因は曲がりです。
シャフトが合っていないとフェースが正しくスクエアに戻らず、左右にバラつきが出ます。
ミスショット | 原因となるシャフト | 結果 |
---|---|---|
スライス | 硬すぎる or 重すぎる | フェースが開きやすい |
フック | 柔らかすぎる or 軽すぎる | フェースが返りすぎる |
③ スイングの安定
自分に合ったシャフトを使えば、自然なタイミングでスイングでき、
「振り遅れ」や「手打ち」が減少します。
結果、スイングリズムが安定し、ミスショットが減少します。
④ 体への負担軽減
合わないシャフトは体に負担をかけます。
- 重すぎる → 肩や腰へのダメージ
- 軽すぎる → 手打ちになり手首や肘を痛める
- 硬すぎる → 力みがちになり疲労が増す
ゴルフは1ラウンドで100回近くスイングするスポーツ。
長く楽しむためには、体に合ったシャフト選びが不可欠です。
3. タイプ別シャフト選び
シャフト選びは、ヘッドスピード・筋力・スイングタイプによって変わります。
ここでは、若い男性・シニア・女性の3タイプ別に解説します。
若い男性ゴルファー
- 特徴:パワーがあり、ヘッドスピードが速い(40〜50m/s以上)
- おすすめスペック
- 重量:60〜70g台
- フレックス:S〜X
- トルク:3.0〜4.0(低め)
ポイント:
パワーがある分、重すぎないシャフトで振り抜きやすく。
トルク低めで方向性を安定させる。
シニアゴルファー
- 特徴:パワーが落ち始め、飛距離が低下
- おすすめスペック
- 重量:40〜50g台
- フレックス:R〜SR
- トルク:4.0〜5.0
ポイント:
軽量で楽に振れるシャフトを選ぶ。
しなりを活かし、キャリーを伸ばす設計がベスト。
女性ゴルファー
- 特徴:ヘッドスピードが30〜35m/s前後
- おすすめスペック
- 重量:30〜40g台
- フレックス:L〜R
- トルク:5.0以上
ポイント:
とにかく軽量でしなりを感じやすいシャフト。
方向性重視でつかまりやすいタイプがおすすめ。
4. フィッティングで自分に合ったシャフトを見つけよう
シャフト選びで失敗しないために、フィッティングは必須です。
試打を通じて、データと感覚の両面から最適なシャフトを選びましょう。
フィッティングでわかること
- 最適な重量
- フレックス(硬さ)
- トルク(ねじれ度合い)
- キックポイント(しなり位置)
ワンポイントアドバイス:
「飛距離と方向性が安定する」シャフトは必ずデータで裏付けが取れます。
感覚だけではなく、数値を確認することが成功の秘訣です。
5. まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
飛距離 | しなりとしなり戻りで最大化 |
方向性 | フェースがスクエアに戻り曲がらない |
スイング | タイミングが安定 |
体への負担 | ケガ防止と疲労軽減 |
ゴルフ上達の近道は、ヘッドを変えることではなく、
自分に合ったシャフトを見つけることから始まります!
最後に
シャフトは「クラブの心臓部」。
自分に合うシャフトを選ぶことで、飛距離・方向性・スコアが劇的に変わります。
次回のラウンドをもっと楽しくするためにも、ぜひシャフト選びを見直してみてください。
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